【メットライフ生命つづけトク終身】インフレ対応の終身保険

も く じ


保険の利用者に大敵な「インフレ」に対応できる保険

メットライフ生命「つづけトク終身」の特長のひとつに、解約返戻金が市場金利に合わせて変動(増減)する積立利率変動型であるという点があります。
終身保険では20年や30年といった長期の契約となります。
現在はデフレ(物価が下がる)傾向が続いていますが、この先将来にわたりインフレ(物価の上昇)に変わるかもしれません。

預貯金・生命保険の利用者にとってインフレは大敵なのです。
「30年先に500万円を受け取れる」と思って、せっせと保険料を積み立てていても、物価の値上がりのペースのほうが高ければどうなるでしょう?
「現在の500万円」の価値ほどには30年後に受け取る500万円の価値はなくなってしまいますよね。

そういった「将来的な資産価値の目減り」をふせぐためには、世の中の物価上昇にあわせて、積立金につく利息が上昇していく仕組みであることが必要です。
このように将来的な経済動向の変化にも対応できるのが「つづけトク終身」なのです。


誤解していると損するかも!「積立利率」の意味

「積立利率変動型の終身保険」といわれてもわかったようなわからないような・・・ですよね。
「積立利率」は市場金利(主に国債)にほぼ連動して見直され、インフレ(物価の上昇)が起きて市場金利が上昇すると、積立利率も同じように上昇します。

「それって市場金利が上昇する局面ではいいけど、低金利が続くと積立金が全然増えなくなるってこと?」
という疑問が出てきますよね。
「つづけトク終身」には、最低保証利率(1.5%)が設定されています。
これは「市場金利がどれだけ下がっても、つづけトク終身の積立利率は1.5%以下になることはありません」ということ。
もちろん、市場金利がどれだけ下がったとしても、死亡保険金は契約時に定めた金額が保証されます。
ここまでの説明を聞いて、
「1.5%で増えるんなら、銀行や郵便局に預けておくより全然いいじゃない!」
と思われた方、そうではないのでご注意ください。
「つづけトク終身」の商品パンフレットに書かれているとおり、
「積立利率とは、積立金(将来の保険金をお支払いするために保険料の中から積み立てる部分)に付利する利率」
です。
つまり、契約者が月々払い込む保険料の全額に対して、1.5%の利息がつくということではないのです。

月払保険料のなかから、保険会社の運営等に必要な費用や代理店手数料などが差し引かれ(その割合は契約者には開示されていません)、残った部分が「将来の保険金支払に備えるために」積み立てにまわされます。

たとえば、この「積み立てにまわる分」が月払保険料1万円の4割、すなわち4千円だとしましょう。
4千円に1.5%の積立利率が付されるのですから、1年間の利息は60円。
この場合、月払保険料1万円に対する積立利率は、60円÷1万円=0.6% ですね。


積立利率「1.5%」は本当に得なのか?

現状、日本では超低金利政策が継続しているので、「つづけトク終身」の積立利率も最低保証利率1.5%での運用が続いています。
「つづけトク終身」の積立利率の見直しは「10年ごと」とされています。
仮に10年のあいだに市場金利が大きく上昇した場合にも、契約上、「積立利率の見直しは10年ごと」ですので、保険会社側には積立利率を世の中にあわせて引き上げる義務はありません。
すなわち、一度積立利率が見直された後は、どれだけ市場金利が上昇しようとも、10年間は見直す必要はなく、その間稼いだ差額は保険会社の利益になる、ということです。

こうして保険会社が儲けた分が、最終的に契約者に還元されれば、それでもよいかも知れません。
ですが「つづけトク終身」は無配当保険であり、保険会社の資産運用成果が配当金という形で契約者に還元されることはありません。
また、「つづけトク終身」は保険会社の資産運用実績次第で死亡保険金(満期保険金)自体の受取額が変動する、変額保険ではありません。
したがって、仮に市場金利(それに連動して積立利率)が大幅に上昇した場合にも死亡保険金額は契約時に決めた金額を上回ることはありません。

このような特徴を持った商品なので、加入前には必ず他の保険会社の同種の終身保険(最低保証利率とその見直し期間)や変額保険とのメリット・デメリットを納得行くまで検討した方が良いですね。


保障内容の特徴をチェック

「つづけトク終身保険」には、
①満期後に解約した際、返戻金を分割して受け取れる年金受取
②がんなどの3大疾病になった場合に、それ以降の保険料支払が免除される3大疾病払込免除特約
③医療専門家による健康相談、セカンドオピニオンがいつでも受けられるサービス(T−PEC(ティーペック)が受託)
などがあります。
また、災害や不慮の事故での死亡・高度障害、所定の身体障害状態に該当した場合には、保険金が割り増しで受け取れます。

■保障内容と保険料水準
※男性30歳、保険期間:終身、保険料払込:60歳払済 (保険金額単位:万円)

月払保険料→ 4,580円 6,870円 10,485円 19,985円
死亡・高度障害保険金 病気で死亡または所定の高度障害状態に該当 200 300 500 1,000
災害死亡保険金
(80歳まで)*1
災害で死亡または所定の高度障害状態に該当 1,000 1,500 2,500 3,500
障害保険金
(第6級~第2級)
(80歳まで)*2
不慮の事故で所定の身体障害状態に該当 20~140 程度に応じて 50~350
30~210 50~350
月払保険料→ 4,580円 6,870円 10,485円 19,985円
死亡・高度障害保険金 200 300 500 1,000
災害死亡保険金
(80歳まで)*1
1,000 1,500 2,500 3,500
障害保険金
(第6級~第2級)
(80歳まで)*2
20~140 程度に応じて 50~350
30~210 50~350

*1 80歳の年単位の契約応当日以後は病気死亡・高度障害時の保険金と同額になります。
*2 所定の感染症による高度障害保障「障害給付金(第1級)」はありません。


ただし、このような付加サービスや割り増し保険金が付いているということは、その分、貯蓄部分にまわる保険料が減ることを意味しています。
つまり、同じ保険料を負担しても、返戻率は他社商品にくらべ減ってしまうということです。
(販売パターンは上記4種類。災害死亡保険金等を切り離すことはできません)

■年齢別解約返戻率 (メットライフ生命のコールセンターへの電話聴取による)

月払保険料 累計払込保険料 解約返戻金額 解約返戻率
50歳で解約 9,340円 約224万円 約160万円 71.4%
60歳で解約 約336万円 約380万円 113.1%
70歳で解約 約336万円 約418万円 124.4%

※30歳男性、死亡保障500万円、60歳払込済

この商品、管理人としては・・・

メットライフ生命のコールセンターに電話して「保険金額はいくらのパターンが売れ筋ですか?」と尋ねてみました。
対応してくれた女性は、ゆっくり話す丁寧な方。

「30代の方で死亡保障にと考えている方は300万、500万円で入られる方が多いです。
老後の資産形成でと考えられる方は1,000万円でご利用いただく方が多いですね。

30代の方でも10年で払込終了にして、もちろんその分月々大きい金額が必要になりますが、老後の資金形成にする方が結構いらっしゃるんですよ。」

う〜ん… 資産形成であれば、変額保険や有配当保険とか、ほかにも魅力的な終身保険はあるしなあ…
正直、管理人としては「つづけトク終身保険」に加入する大きなメリットは見つけられませんでした。

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