生命保険の仕組みを知る

思いがけないことは、突然起こります。
地震、津波、原発事故、台風などなど。

身近なところでも、ある日、交通事故に遭ってしまう。
深刻な病気にかかってしまう。
いろいろなリスクが生活のそこらじゅうに満ちています。

日本ではおよそ9割の世帯が、
なんらかの生命保険に加入しているとされます。
病気、ケガ、死、介護など、そこらじゅうに転がっている危険に備えつつ、
金銭的・経済的なリスクをカバーしようというのは当然。

何かのトラブルが起きた時に慌てるのではなく、
あらかじめ大勢が少しずつお金を出しあってプールしておき、いざというときに給付を受ける。
美しい「助け合い」「相互扶助」の仕組みが保険なのです。

ではなぜ、この単純な仕組みが、
複雑怪奇でわかりにくい、というイメージなのでしょう?

保険を大きく分類すると、まずは以下の3つ。
1.生命保険…人の生死に関するもの。
2.損害保険…事故で生ずる損害に関するもの。
3.第3分野保険…病気やケガ、介護の分野に属するもの。
さらに、
4.共済
5.簡易保険
6.社会保険(公的保険)
などがあり、それぞれカバーする分野がクロスしていたり、
同じ事柄を別の名前で呼ぶことになっていたり。

たとえば生命保険は、主契約+特約という構造でできています。
この主契約だけで、

・定期保険
・収入保障保険
・生存給付金付定期保険
・養老保険
・終身保険
・特定疾病保障保険
・医療保険
・ガン保険
・利率変動型積立終身保険
・こども保険
・貯蓄保険
・個人年金保険
・変額保険
・変額個人年金保険
・介護保険

という(これでも大まかな)種類があり、
さらに特約でも、

・一定期間の死亡保障を厚くする
・不慮の事故による死亡・障害状態に備える
・入院、手術、通院など病気、ケガの治療全般に備える
・特定の疾病や損傷の治療に備える

といった内容のものが存在しています。

これらが組み合わさってできているのですから、
全体を理解するなんて、ちょっと考えただけでもウンザリするはず。
=複雑怪奇でわかりにくい、というわけです。

でもちょっと待ってください。

全体を必ずしも完璧に理解する必要は、そもそもありません。

万が一の事態が起きた時、自分の生活や家族の未来を守るためには、どんな保障が必要なのか。
大事なのはそこだけ。
そこだけを常に忘れず、必要な知識を学んでいけば、それでいいのです。

保険は相互扶助の仕組み。
薄く広く集めたお金を、不幸な事態に陥った人が重点的に配分されているわけで、
ずうーっと何事もなかった人は、ギャンブルでいえば明らかに負け。
けれど保険の場合は勝った人は不運だったりもするわけで…。
むしろ負けることは前提で、なお「いい負け方」を目指す。
金銭的にも納得できる範囲で、気分的にも「いい負け方」が、
保険を考える時には大切ということです。

次回は、まず基本用語を10個ピックアップ、それらを解説していきます。

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