【教育費の貯め方】失敗しないのは貯金?学資保険?

前回は「こどもが増えたら見直し必須!パパとママの保険」というテーマで、夫婦の生命保険・医療保険についての見直しを行いました。
第3回目である今回のテーマは教育費の貯め方です。
まもなく2人目出産予定の管理人の友達夫婦をモデルケースとして、教育資金の貯め方をアドバイスしていきたいと思います。

友達夫婦の家族構成はこちら。
夫 :33歳、会社員、手取り24万円/月、ボーナス80万円/年
妻 :28歳、専業主婦
子ども:2歳(もうすぐ2人目出産!)

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どのくらい必要?まずは目安をつけましょう

大学卒業までにかかる平均的な教育費(下宿代、住居費等をのぞいて)は幼稚園・保育園から大学までずっと公立でいったとして、1人約774万円かかるといわれています。
このご家庭の場合、お子さん2人なので約1,500万円かかるわけですね。
いまから計画的に貯める必要がありそうです。

住宅ローンはどれくらいかかる?

現在は旦那さんのサラリーで家計がまかなわれています。
現在の年収は税込で500万円弱といったところ。
将来的には旦那さんのお給料も増えていくことかと思いますが、住宅ローン等、教育費以外の出費も考えなければなりませんよね。

住宅ローンは一般的に年収に対して6倍程度までの借り入れが可能となっているようです。
たとえば年収500万円の方であれば年収の5倍の借入を希望した場合には2,500万円程度の借入が行える見込みがあります。
ローンの返済期間を30年間と考えれば、月々8〜10万円はローンの負担が発生するものと考えねばならないでしょう。
子育ての手が離れたら、奥さんが働くことも検討したほうがよさそうですね。
ご主人の所得税の配偶者控除枠におさまるように、年間の所得が38万円以下または給与が103万円以下 になるようにする必要があります。
103万円を12ケ月で割ると約85,000円ですので、奥さんの収入分をそのままローン返済にまわすと考えたらよいでしょう。

入学準備はいくら必要?

この世帯の場合、2歳違いの兄弟なので、毎年〜2年おきに小⇒中⇒高⇒大学といった進学があります。

3年後 5年後 9年後 11年後 12年後 14年後 15年後 17年後
第一子 年長 小2 小6 中2 中3 高2 高3 大2
第二子 3歳 年長 小4 小6 中1 中3 高1 高3

10年先、第一子が中学校になると補助学習費、スポーツや習い事などの合計である学校外活動費が(私立・公立を問わず)平均で年間28〜29万円かかります。
そのころ第二子は小学校5年生ですが、学校外活動費の年間平均額は公立で約22万円、私立では65万円ほどかかります。
(データはいずれも文部科学省・子どもの学習費調査2012年)

小中高校でも入学金や入学準備のためにお金が必要ですが、大学進学時の初年度納入費は国公立大学でも、平均82万円といわれています。
2年おきに発生する入学準備費用等を計画的に積み立てる必要がありますね。

預貯金で貯めてくのがいい?それとも学資保険に加入すると得?

貯蓄というとまず預貯金が思い浮かびます。でも最近は返戻率、つまり支払った保険料合計に対する受取金額合計が100%を超える(=払ったより多くの受取りができる)学資保険が登場しています。
預貯金と学資保険と、どちらを利用するのが得なのでしょうか?

結論から言うと、貯蓄性の高い学資保険については、定期預金よりも利率が圧倒的に高いです。
学資保険のなかには、返戻率が110%を超える商品があるのです。
つまり、1割以上も増えて戻ってくるのですから、預貯金よりは圧倒的に多くの利息がつくんです。
ただ学資保険に加入するにあたって気をつけておきたいことがあります。

①途中で解約すると元本割れすること
学資保険の返戻率が高いといっても、それは満期まで何回かに分けて給付される祝い金をすべて受け取った場合です。
預貯金のように「お金が必要になったから」といって保険期間の途中で解約してしまうと、それまで支払った保険料総額より少ない金額しか受け取れません。
ですので、月々の支払が無理のない保険料で加入することが大切です。

②特約等を付けると貯蓄性が低くなること
学資保険には、医療保障特約や親が亡くなった場合に育英年金を支払うといった商品もあるのですが、こういった「保障」が付くと貯蓄性は下がる構造にあります。
預貯金のかわりに純粋に元本を増やしたいのであれば、保障部分は極力削ることをおすすめします。保険会社によっては保障部分がオプションではなく、取り外しできないケースもありますので、加入する前によく確認しましょう。

③返戻率は会社によってかなり異なること
預貯金は銀行によって、それほど大きく変わることはありませんが、学資保険は生命保険会社によってかなり違います。
加入するときには、必ず自分の家族のケースで試算をしてみて、受取総額と返戻率を確認しましょう。

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以上、学資保険を選択するうえでの注意点をあげましたが、満期まで掛け続けるのであれば、預貯金より有利なことは間違いありません。
口座振替で強制的に積み立てができますし、小・中・高・大学入学の節目節目で祝い金が受け取れますので、入学金や入学準備に大いに役立てることができます。

でも、どの商品を選んだらいいんでしょうか?
次回はたくさんある学資保険をタイプ分けして比較・解説していきます★